SOTOの火気類が大好きです。人気のシングルバーナー、SOTOのST-310を購入しました。
Amazonタイムセールで、ST-310のセット(本体、ガス、シェラカップ)が出てた。
残りわずかの煽りに負けて購入(・・;)スイッチ補助具とシリコンチューブも一緒に注文して今日到着📦
まぁ、使ってみたかったバーナーなんで今後レギュラー決定🔥 pic.twitter.com/YAGiHmwWs2
— けいてぃ@アウトドアガレージ (@yasumihaoutdoor) January 20, 2019
購入レビューを書こうと思いましたが、人気のバーナーのため、質の良い紹介記事があふれていたので私が参考にしたサイトをまとめてみました。
ST-310を購入しようかなって方や、カスタマイズしようって方の参考になればと思います。
目次
SOTO(ソト)ST-310ガスストーブの概要
まずはスペック
品番 | ST-310 |
---|---|
使用時サイズ(幅×奥行×高さmm) | 166×142×110 |
重量(g) | 350 |
ゴトク径(直径mm) | 130 |
発熱量 | 2.9kw (2,500kcal/h) |
使用時間 | 約1.5時間 |
燃料種別 | CB缶(カセットボンベ) |
特長 | ●大型ゴトク ●CB缶 |
写真で紹介
百聞は一見に如かず、写真で紹介します
たたんだ状態
たたむと意外と小さい
手持ちのスノーピークのトレック 1400に入れてみた。上手く入れれば2個入るかも?
ゴトクを開いた状態
セットも手間いらず。シリコンチューブでゴトクにカバー装着(後ほど説明します)、これにより滑りづらく安定度アップ
手持ちのSOTO製のゴトクと比較
左から、「SOD-300S、ST-320ST、ST-310」、SOD-300Sとゴトクが同形状のラウンドフォルムです。
ST-310のいいところ
ST-310のいいところ、いまいちなところをまとめ
- 燃料がCB缶のためOD缶に比べると安い
- コンパクトに収納できる
- 大きな鍋も安定して使えるゴトク
- 寒い中でも火力が低下しにくい
燃料が安い
ST-310を使っている人のレビューをみるとほぼ、燃料費の事を書かれています。これはこのバーナーがどうのと言うよりCB缶が経済的って話ですね。なんでST-310はCB缶を使っている機能的なバーナーって事です。
CB缶(カセットガス)は100均で売っているほど安い。コストが安く済むため燃料代を気にせずにガシガシ使える!
また、ガス缶の入手方法も容易でコンビニやスーパーで買えるのも何気にポイントUP!
ガス缶は飛行機に載せれません。バックパックで旅行に行く際、現地で調達できるのも高ポイントです。
コンパクトに収納できる
ゴトクを畳むことができコンパクトにパッキングできます。
収納サイズが14㎝ほどです、スタッキングの参考にどうぞ
大きさについては、同社のSOD-300Sやスノーピークの「地」ほど小さくはならないが、綺麗に畳めて持ち運びに苦労することはありません。
大きな鍋も安定して使えるゴトク
このポイントは、個人的に重視しています。冬に山に行って鍋をすることが多いので、そこそこの大きさの鍋を安定して載せれるのはありがたいです。
SOTOのST-310にユニフレの10インチダッチをセット🥘
安定してて使用に無問題👌 pic.twitter.com/HlXzWbnbnM— ぴーかん (@yasumihaoutdoor) January 26, 2019
ユニフレームの10インチダッチを載せてみました。揺らすと揺れるが、調理できないことはないです。ダッチ置くなら別にゴトクあった方がいいです。
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ゴトクを使用した例、安定感が違います
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ユニフレの羽釜も安定してます(羽釜カッコイイ( ^^) )
寒い中でも火力が低下しにくい
出展:Amazon
自分の場合は、山登りの時に頂上で鍋をするのに使用したいので気温(0-30℃)で安定して使用できる必要がありますがマイクロレギュレーターで安定した火力を提供してくれます。
ST-310のいまいちなところ
- 五徳と一緒の足が熱くなり易く滑り止めがないため安定さに欠ける
- 点火スイッチが奥まったところにあるので点火しづらい
これらの欠点は、以下の対策で解消されますので参考にしてください
シリコンチューブでカスタマイズ
足の滑り止めはシリコンチューブ を足の部分に被せることで解消できます。滑り止め以外にもうっかり熱した足に触れてしまった場合の火傷対策にも効果があります。再着火の際には足が熱くなっていてやけどしそうなので内径4mmの耐熱シリコンチューブは装着しました。
シリコンチューブの長さなどは、こちらのサイトを参考にして16.5cmにしました。
シリコンチューブの効果
シリコンチューブを付けることによる効果を挙げます。
- 熱せられたゴトクに触れてしまっても火傷するのを防ぐ
- ゴトクの滑り止め防止
- 見た目もグット!?
レザーでカスタマイズ
シリコンチューブと違って、お洒落度アップです
ガス缶と分離するケーブルはキャンピングムーンの商品でガス缶が高温になるのを防げます
キャンピングムーン(CAMPING MOON)CB缶⇄OD缶 互換アダプター&マルチガスホースライン フルセット ねじ込...
点火スイッチが奥まったところにあり点火しづらい
着火するのしづらさは、「ソト(SOTO) レギュレーターストーブ専用点火アシストレバー ST-3104」を別購入することで解消できます。
点火スイッチが小さく、本体中央部の真下にあるため押し難く、調理中の再点火は無理です。別売りの点火アシストレバーST-3104(写真6)を装着するか、トーチライターが必要です。
アシストレバーは大変便利で、有るのと無いのでは大違いです。取り付けが簡単で、装着しても収納サイズにも影響がありません。安全の為にも標準装着で販売すべきと思います。
総評
生産国が日本であると言うことで購入決めました。デザインはシンプルで好み。
設置も非常に簡単で、すぐに着火ができます。CB缶の取り付けも簡単です。
火力はCB缶のため、それなりですが強い風の中でも火が消えることなく、調理可能です。
サイズは非常にコンパクトで、持ち運びのための袋も付属するため便利です。
着火する前にゴトクに物を載せないこと、一度火をつけたあとはゴトク部分全体が熱くなるため、再着火や火力調整の時に触れないように注意が必要です。再着火は気をつけないといけませんが、火力調整のバーは長いため、心配要りません。
【機能性】
炎の広がり型もアウトドアのバーナーとして充分で火力も充分。またマイクロレギュレータのおかげでボンベが冷えて火力が落ちる影響が少なく、寒い時でない限り何も意識せずにお湯をわかし、炒め物をし、ご飯を炊ける。
マイクロレギュレータが付いているからなのか分からないが、火力調整のバーはくるくると沢山回さないと火加減が変わらないが、逆に微細な火加減を調整できるのでご飯を炊く時や煮物をする時は重宝します。
また、この製品の特徴の一つとも言えるのが、純正オプションの多さです。例えばこの製品専用のウィンドスクリーン(防風版)。ゴトク部分に装着できる風よけがあるため、これを装着すると多少の風なら防いで燃焼効率を落とさず調理ができます。大げさな板で周囲を囲む場所も取りません。
また、ヨコザワテッパンをセット。
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ヨコザワテッパンでの焼き肉では、遮熱板が活躍します。
その他購入者のレビュー
まず手にとって感じたのは、製品の作りがしっかりしたところ。金属を適当に曲げて作りましたっていう感じがせず、精度の高い加工で安心して使える製品という印象を持ちました。実際使っていて、今まで一度もトラブルが起きたり、加工精度が低くて立て付けが悪いとか引っかかって使いにくいといったことを感じたことはありません。
別にST301という分離型の物も持っていて、キャンプツーリングというよりは、キャンプでの本格調理がしたい時はそちらをは持って行きますが、キャンプツーリングでバーナーを一台だけ持って行くとしたら、このST310です。
寒さにも強く、ソロでの調理でできないことはほとんど無く、収納サイズもそこそこ小さくなり不満も感じない優れた製品です。使い終わったとの収納も、本体が冷えていればあっという間です。もし、紛失したり何らかの破損が発生して買い換えることになっても、また同じこの ST310 を買うと思います。
欠点をあげるとすれば…あまりにも優秀すぎて人気があるため、キャンプツーリングでお隣さんになった人が同じバーナーを使っていることが多く、ちょっと「個性」がないかな?という点です。
改良点をあげるとしたら、点火スイッチの位置をもう少しなんとか工夫して欲しいところです。ただし、点火機構自体も凹凸になったり露出している部分が多かったりせず、とてもスマートに実装されていて、よくできた製品です。
バーナー選びでお悩みの方にオススメします(^^)