ソロやデュオでキャンプするためにサーカスコットンバージョンを購入し機嫌よく使ってます。
サーカスを購入する際、気になっていたテントが今回紹介する同じテンマクデザインの「パンダTC」です。ただ、気にはなっていたがネットショップをいつ見ても在庫切れ、購入することができずにサーカスコットンに決めました。
そんなパンダTCですが、10月の末にテンマクデザインのサイトを見てると「在庫あり」になっている。ここ最近在庫が安定してきたテンマクですが、いつまで在庫があるかわからない!ため、思い切って購入しました。
今回は、そんなソロキャンプの火付け役とも言える「テンマクデザインのパンダTC」の紹介です。
テンマクデザイン
テンマクデザインを紹介
テンマクとは、天幕(テント)を指す。 テンマクデザインは、全国に18店舗を構えるアウトドアショップ「WILD-1」のオリジナルブランド。 「野営こそアウトドアの神髄」をコンセプトに、日本の気候やキャンプスタイルを考慮しこだわり抜いたアウトドアギアをリリース
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発売からかなり時間も経っており、他のサイトで紹介記事が多いが自分が購入するにあたり参考になった内容をまとめて紹介します。
これから購入しようと迷っている皆さんの背中を押せるよう、情報共有していきます
tent-Mark DESIGNSのパンダシリーズを紹介
テンマクデザインのパンダシリーズは、フライシートにナイロン素材を使用したものと人気のTC素材。さらに新素材のVC素材のものがあり用途や好みで選べます。
サイズはテントとしては、1人で使うのに丁度良い絶妙なサイズのワンポールテントです。(寝るだけなら2人でも使える)
PANDA【パンダ】シリーズの特徴
- フロア面積を有効に使える270cm×270cmサイズの四角錐型モノポールテント(TC・VC)、(パンダレッドは240㎝×240cm)
- 標準装備のメッシュインナーは天井高155cm(TC・VC)、(パンダは100cm)
- フライシート&インナーテントでダブルウォールテントとして、フライシートのみでシェルターとしても使用可能
- フライシート&インナーテントには前後にドアを配置
- 前室に道具を置いた状態でも出入りが容易で、観音開きのドアは風通しも良好
- インナーテント上部に、ヘッドランプや小物の収納に便利なメッシュポケットを配置
- 標準装備のメッシュインナーは天井高155cm。フロアは山岳用マットが2枚並べて敷ける広さ。男性でもゆったりくつろげるサイズ
- フライシートのみでシェルターとしても使用可能
- 天頂部にテント内の換気を促すベンチレーターを配置(2ヵ所)
シリーズごとに紹介します。
PANDA TC 【パンダTC】
テンマクデザインが得意とするTC素材を使ったパンダTC。ナイロンに比べると重くなるが、コットン混紡生地のTC生地の長所を考えるとあまりある価値がある素材です。ツーリングやソロキャンプに相性ピッタンコです。
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シンプルでセンスがいいレイアウト
パンダTCの特徴
- 人気のTC素材で、火の粉に強く穴が開きにくい
- ウレタンコーティングしていないため、経年劣化しない
- スタンダードなパンダよりも一回り大きなサイズ
- 何かと便利なダブルファスナー、薪ストーブの煙突も出せる!?
- ビスロンファスナーで冬でも開け閉めしやすい
コットン混紡生地”TC”素材について
ポリエステル×コットンの混紡生地で火の粉が舞っても穴が開きにくい丈夫な素材です。水に濡れると繊維の糸が拡張し目が詰まるため防水性が生まれます。経年劣化するウレタンコーティングを使用していないため、末永く使えるというメリットもあります。
コットン生地のメリット
重複する部分もありますが
- 吸湿性が高く通気性も良い(夏は涼しく、冬は暖かい)
- 火の粉がついても燃え広がりにくい(焚火の火の粉に強い)
- 冬でも結露がしにくい
- 通気性がよく適度に風を通す
ポリエステルの生地のメリット
- 強靭でコシがある
- 吸湿性が低い
- 耐水耐汚性能が高い
それぞれの長所をとった、いいとこどりしたのが混紡生地です
注意
防炎加工は施されていないため、幕体に火が当たるような位置での火器使用や焚火はしないこと。付近の火気にも十分注意が必要です
※ フットプリントは別売りです
※フルサイズグランドシートも発売されてます(私はこれを購入しました)
サーカス用ですが、PANDA TCテントにかぶせるとしっくりきます
PANDA VC【パンダVC】
新素材”VC(バリューコットン)バージョン”ツーリングやソロオートキャンプに相性抜群のモデル
新素材VCを使用し快適性を更に向上。TCと同じサイズで男性でもゆったり使えるインナーサイズ。
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キャンプ場では目立つ白!清潔感がありますね
パンダVCの特徴
- TC同様、火の粉に強く穴が開きにくい
- ウレタンコーティングさせていないため、経年劣化しない
- スタンダードなパンダよりも一回り大きなサイズ
- 何かと便利なダブルファスナー、ビスロンファスナーは冬でも開け閉めしやすい
VC素材とは
VCとはバリューコットンの略で、大人気ムササビウイングにも採用されています。 お馴染みとなったTC(テクニカルコットン)素材はコットン35%、ポリエステル65%であるのに対し、VC素材はコットン60%、ポリエステル40%という仕様。
出典:テンマクデザイン
TCに比べて、
- 遮光性がUP
- 風合いがよい
- コットンが増えたことで結露が出にくい
オプションはパンダTCと共通て使用できるので、不便はないです。カラーが気に入った方はパンダVCもありですね。
PANDA VCテントとの連結で快適度をアップできるVC素材のタープもあります
PANDA RED【パンダ レッド】
アウトドア・イラストレーター「こいしゆうか」さんがプロデュースした、女子キャンプにオススメの赤いとんがりテント
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パンダ レッドの特徴
- 軽量で「ソロキャンプ」はもちろん「トレッキング」や「島旅」「フェス」などでも気軽に持って行ける
- インナーのメッシュは風通しが良く、夏も快適
- 何かと便利なダブルファスナー、ビスロンファスナーは冬でも開け閉めしやすい
- こいしゆうかさんが企画したテントとしても有名です。女性も使いやすいテント
専用グランドシートも発売
パンダをさらに軽くしたライトも発売
PANDA TENT【パンダ テント】の仕様比較
パンダTC | パンダVC | パンダレッド | |
サイズ |
フライ:約270×270×170(H)cm インナー:250×115×155(H)cm |
フライ:約240×240×150(H)cm
インナー:約220×100×135(H)cm |
|
重量 | 総重量(約):5440g
|
総重量(約):5.26kg
|
総重量(約):2.26kg
|
収納サイズ(約) | 49×25×16cm | 収納サイズ(約)
|
|
付属品 | ペグ×12本、張綱×4本、ポール×1本、収納ケース | ||
価格 | 29,800円(税別) | 29,800円(税別) | 20,300円(税別) |
パンダTCのメリット
ここからは、私が購入したパンダTCの情報が中心です。
設営が簡単!10分以内で設営可能
設営は四隅にペグダウンとポールを1本立てるだけと簡単!慣れれば1人でも10分もあれば設営できます。
価格が魅力
1番人気のパンダTCは、29,800円(税別)!しかも、インナー付きです。最近は10万円以上のテントも珍しくない中、サーカスTC同様。ソロキャンプを始めたいお父さんのお財布にも優しいです(^^)
ソロに絶妙なサイズ感!
右から「パンダTC」、「パンダTCタープコネクト」、「フルサイズグランドシート」です、左の緑はZレスト。収納サイズはかなりコンパクト
ソロキャンプに使用するのにぴったりの広さです。中で寝るなら二人までいけます。雨に降られても自宅のベランダの物干しざおにかけて乾かすことができるサイズです。
外観とテント内の様子
この日が初張りでした。全面カバーするフルサイズのグランドシートをセットしましたがかなり良かったです。シートの立ち上がりが10㎝あるのでスカートと地面の隙間風をかなり抑えてくれました。
さすが純正!フルサイズグランドシート
お座敷スタイルをしたい方は必須
フルサイズグランドシートで設営しました
グランドシートは10㎝の立ち上がりあり
パンダTCにコットをセットしました
インナーを使用せずDODのワイドキャンピングベットをセット
DODワイドキャンピングベットは、背が低いので相性ばっちり
Zレストマットにモンベルのダウンハガー3番を使用
パンダTCにアルパカストーブをセットした
パンダTCはサイズがコンパクトなため、ストーブは弱めでもかなり暖かく過ごせました。もちろん一酸化炭素中毒の予防はしましょう。
床にマットを敷けばロースタイルでおこもりキャンプもできます。アルパカストーブをインしてぬくぬくでした。
狭いようで、床面積はあるのでアルパカストーブを設置してもソロなら湯ペースに余裕ありです
シーズンを選らばない性能の高さ
暑い夏と寒い冬のどちらも使えるのか?それぞれ見ていきます
夏場のキャンプ
生地に使用されているコットン素材は透湿性が優れているため、夏場も空気をよく通してくれます。また上部のベンチレーションや2ヵ所入り口があるので、風がテントの中を循環し、快適な空間をつくってれます。
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ムササビタープをセットしてのキャンプ、快適そうです
冬場のキャンプ
冬キャンプではテント内に暖房器具を入れて暖を取ります。(メーカーは、テント内火気厳禁)パンダのコットン素材は火に強く、多少の火の粉ならテントに穴が開くことはほとんどないです。そのためテント内に灯油のストーブを設置したりテントを加工して薪ストーブの煙突を出せるように改良したりと楽しんでいるユーザーも多いです。
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雪中キャンプ、羨ましい
パンダTCはビスロンダブルファスナーのおかげで生地に特別な加工をしなくても煙突を出すことができます。
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パンダTCに薪ストは、かなり暖かい
以前のファスナーは開け閉めの際に引っかかって、ストレスを感じていたようです。ビスロンファスナーになって改善されています。
いろんなアレンジができる
付属のインナーを使用せず、お座敷スタイル(ロースタイル)で楽しむ
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わんこもくつろいでます
出展:テンマクデザイン
パンダTCは女子のソロキャンも似合います
パンダTC・VCのデメリット
いいところばかりを紹介しましたが、やっぱりデメリットもあります。
コットン素材ゆえに乾きづらく、汚れがつきやすい
ポリ素材の幕と比べると濡れてしまうと乾きづらいです。ただ表面に撥水加工と防カビ加工をしているので通常の雨で雨漏りすることはありません。
ただし、濡れたままにしておくとカビが生えてしまいます。
雨天撤収後の乾燥が大変です
我が家はマンションに住まいのため時間に余裕があれば、近場の公園に干しに行きます。
行く時間のない時はベランダに広げて乾かしています。乾きが悪い時は布団乾燥機を使って乾燥させるユーザーもいます。
有効面積が狭い
ワンポールテントワンポールテントゆえに、センターにポールがくるためどうしても邪魔になります。あと生地の立ち上がり部が斜めになりデッドスペースが生れます。
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パンダTCで二股化されてます
センターポールが邪魔問題については、ポールを二股化して解消できます。ポール二股化については、各ユーザー試行錯誤されています。こういうところもキャンプの楽しみです。
スカートがないので隙間風が吹き込んでくる
パンダTCにはスカートが付属されていないので、冬場はどうしても風が通って寒くなります。
対策として皆さん考えています
- スカートを自作する
- ポールを短くする
- 純正のフルサイズグランドシートで風を防ぐ
スカートを自作する
ブルーシートを切ってフライシートのすそへクリップで止めるのが手っ取り早いです
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風は防げそうです
通常クリップで止めるところを、@junichi_nakさんは、スカートを留めるのにリングホックを使用しています。クリップよりも見栄えが格段にいいですね。
プロに依頼する方法も
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プロの縫製店に依頼すると仕上がりも美しくなります
ポールを短くする
ポールを短くし、風が入る隙間をなくせば風も入りづらくなりそう。ポールを二股化する際は短めに作成するといいかも。
今後は二股化もしようと思っているのでまた、レビューします。
純正のフルサイズグランドシートを使用する
自分は、このグランドシートを使用しています。バスタブ型のため、フライシートとの隙間が少なくなり、思ったほど風の侵入はなかったです。
雨天時の出入りでテント内に浸水する
構造上、雨の日は入り口に雨がもろ当たります
タープとの連結することでテント内への雨の侵入は防げます
パンダTCと一緒に揃えたいタープ
やっぱり純正の安定感は譲れません
PANDA TC TARP(パンダTCタープ)
自分はこれにしました。売り切れになる前に購入してよかったです。
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現在Amazonでは売り切れ中です。
テンマクデザイン ムササビウイング
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パンダTCとの相性もばっちりです
ムササビタープをセットしているユーザーも多い。
テンマクデザイン 焚火タープ TC コネクト ヘキサ
サーカス用の大きなサイズのタープ。上からかぶせても意外とマッチします。
最後に
パンダシリーズのテントの紹介及び、パンダTCのメリットとデメリットをまとめてみましたが、メリットの方が大きいのでデメリットさえクリアできればとてもオススメできるテントです。
不満な点も挙げましたが、工夫をすることでほとんど解消できますね!そこがパンダTCのいいところです。
価格も手頃でキャンプスタイルが、かなり広がりました。
ソロでのキャンプで満足できる所有感と安全にキャンプを楽しめる安心感をもたらしてくれたテント、tent-Mark DESIGNSには感謝です!
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